流通業界10年☆企業年金プランナーホッシーの流通と年金のお話

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リストラと年金費用

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この不景気で、「リストラ」という言葉を多く聞くようになりました。


本当に、悲しいことですね。


しかし、リストラをすれば、


人件費(経費)が減り


利益が増える


というような、単純な図式には当てはまらないことに、企業も気が付いてきたようです。


これにより、リストラがなくなるとは思いませんが、減ることはあるかもしれません。


その要因は、ズバリ、「年金費用」になります。




厚生年金基金や確定給付型企業年金を行っている企業は、将来の受け取る年金額を保障しています。


しかし、年金は本来長期的に運用するものであるので、年金をもらえる従業員が退職する時までに、その金額を積み立てれば良いことになっています。(平均残存勤務期間)


受け取る金額を保障しているわけですから、運用の状況により積み立て不足が発生する恐れがあります。


現状の相場ですと、ほとんどの企業が積み立て不足でしょう(笑)


この積み立て不足は、会計基準では、退職するまでの年数を基本に、均等割りで穴埋めしていくようになっているんです。


例えば、Aさんの積み立て不足が50万で退職まで10年なら、年間5万円づつ穴埋めしていく。


そして、その5万を、PLに費用計上するということなんです。


実は、これがリストラと大きくかかわって来ているんです。




リストラをするのは、大抵は中堅の人たちだったりします。


そして、このご時世、新卒の採用も控えています。


そうすると、何が起こるか・・・・。


勘のいい人は、何となく想像できたのではないでしょうか??


そうなんです!!


それにより、従業員の平均年齢が上がってしまい、退職までの平均の年数が短くなってしま現象が起きているんです。


年金の積み立て不足の額は変わらないので、退職までの平均年数が短くなるということは、1年間に費用計上する額が増えるということになります。


そうすると、下手をするとリストラで浮いた分が、飛んでしまうということなんです。




長期的に見れば、リストラの効果はあるのかもしれません。


しかし、短期的に利益を出したいリストラをする場合は、一度年金の積み立て不足にも目を向けてみた方がいいのかもしれません。


利益が出るはずだったのに・・・・。


なんてことにならないように、気をつけてくださいね!!

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