流通業界10年☆企業年金プランナーホッシーの流通と年金のお話

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労災保険と介護のお話②

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さて、昨日の問題は、いかがだったでしょうか??


まずは、答えから見てみましょう!!


①×

②×

③○

④○

⑤○


どうでしょうか??


①と②は、途中で「意図的」に寄り道をしているので、通勤災害とは認められません。


③は、話には関係ないのですが、面白いので入れました(^^;


そして、大阪高裁の介護の話と関係してくるのが、④と⑤です。




労災の中には、例外的ですが、途中で寄り道しても労災として扱ってくれるものがあります。


それは、「日用品の購入」とか、「日常生活上必要な行為」とかです。


ご飯のおかずをスーパーで買っていくとか、帰りに美容院にいくとか、その他④や⑤がそれに含まれます。


これらの場合は、帰る途中で寄り道をしても、事故にあったとき労災として扱ってくれるんです。(寄り道中の事故は労災になりません。あしからず。)




そこで、今回のキーワード「介護」が出てきます。


介護に関わる人は、年々多くなってきています。


そんな状況でも、仕事と介護を両立させようと、皆さん頑張っているんです。


一緒に住んでいればいいですが、別々に位していたり、親族が交代交代で介護をしているところもあるでしょう。


そうすると、仕事帰りに介護を手伝ってから、家に帰る例も多くあるわけです。


でも、会社帰りに、介護の手伝いの為に、家以外の場所に立ち寄ることも許されていなかったんです。


なんか、法律って、悲しいですよね。。。






しかし、裁判によって、法律が大きく変わることになります。


大阪地裁と大阪高裁は、帰る途中に親族の介護をするために寄り道をするとこは、「日常生活上必要な行為」とみなして、労災を支給するように言い渡しました。


時代の流れに沿った、とても素晴らしい判決だと思います。


そして、この判決を受けて、労災保険の改正にいたったわけなんです。




介護に関わる人が、ますます増えるであろう状況の中で、とても素晴らしい法改正になったと思います。


少しでも不安を減らして、介護に集中できる環境の整備が整っていけばと思っております。






以下、若干補足の為に追記させていただきます。(厚生労働省ホームページより)


不要の方は、読み飛ばしてください。


①介護を受ける対象者の範囲


「要介護状態(注)にある配偶者、子、父母、配偶者の父母並びに同居し、かつ、扶養している孫、祖父母及び兄弟姉妹」を対象とする(育児・介護休業法に基づく介護休業制度の対象家族と同様。)。




注)要介護状態の判断基準は、単身赴任者が就業場所と帰省先住居の間を移動する経路を通勤災害保護制度の対象とする場合の考え方と合わせる。


要介護状態とは、負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障害により、二週間以上の期間にわたり常時介護を要する状態(労災則第7条)をいい、常時介護を必要とする状態かどうかは、「労働者災害補償保険法の一部改正の施行及び労働者災害補償保険法施行規則及び労働者災害補償保険特別支給金支給規則の一部を改正する省令の施行について(基発第0331042 号)」の別表「常時介護を必要とする状態に関する判断基準」(別添参照)により判断する。



②介護の内容


労働者が介護を反復継続して行っていることを要件とすることが適当である。


すなわち、介護についても、介護が労働者本人にとって日常生活上必要な行為であることが必要であり、通常は他の者が行っている家族の介護をたまたま代わって行うケースまで対象とすること適当でないと考えられる。


(初めて介護を行ったケースは、介護をその後も反復継続して行うこと予定していたかどうかによって判断することとする。)。




介護については、およそ介護に該当するものであればよいと考えられ、個別具体的な内容までは定めない。


また、時間についても定めない。


なお、逸脱・中断の間を除き、通勤災害の保護の対象となるのは、当該逸脱・中断が「日常生活上必要な行為であって厚生労働省令で定めるものをやむを得ない事由により行うための最小限度のものである場合」(労災保険法第7条第3項)であることから、介護についても、「やむを得ない事由により行うための最小限度のもの」であることが必要である。

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