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マニフェストで見る年金  民主党編②

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前日は、民主党案の概要を見てみました。


「民主党マニフェスト 年金」の記事はこちら


では、民主党案のマイナス面はどのような所にあるのでしょうか??




この案の欠点の1つ目は、現在の制度からの移行に最低20年掛かるという点です。


民主党の見解では、民主党案に移行するのに20年~40年掛かる見通しだそうです。


20年でも長いのに、40年といったら・・・・。


40年後は、少子化の問題はどうなっているのでしょうか??


今と40年後の経済の水準やインフレ率はどのようになるのでしょうか??


40年と言う長い時間を考えますと、「最低保障年金7万円」と言う数字が本当に実現されるのか、財源は本当に確保できるのかがとても不安に思います。




欠点の2つ目は、制度移行に関する問題点です。


現在の制度と、民主党の制度は、180度違う制度だと言って良いと思います。


ここまで来たら、思い切ってやらないと言う意見もわかります。


しかし、思いっきり変えるからこその問題が出てきます。




それは、国民年金を払ってきている人と払っていない人の違いはどうするのか??


今までの国民年金の払い込んだ分は、一回チャラにするんでしょうか??


それとも、払い込んでいない人は、やはりその分を最低保障年金から減らすんでしょうか??


減らしちゃったら、最低保証年金の意味が無いです。


そして、今までの分を上乗せしたら、満額納めている人は、すごい上乗せになりますよね。


その調整は、どうするのでしょうか??




厚生年金で多くの保険料を払い込み、多くの厚生年金をもらう予定だった人のことも詳細は全くなしです。


移行処置だからと、民主党案の制度に上乗せする形で、厚生年金の支払い分を支払うと、間違いなく財源は足らないでしょう。


そして、今のように、現役世代が納めた保険料を、年金をもらう世代が年金としてもらう「世代間扶養」の負のスパイラルが、続くことになるでしょう。


これらの問題は、間違いなく揉めますね!!


特に、厚生年金の保険料を納めている人や、共済年金の保険料を納めている人に関しては、かなり厳しい金額が出るのではないでしょうか??


結局は、厚生年金や共済年金を払っている人は、「払い損」をする制度になるような気がします。。。




欠点の3つ目は、現状の対応はどうするのかという点です。


今、現実に、もらえる年金額が少なくて、生活保護を受けている方々が多く居ます。


将来のことに関しては、大きくうたわれていますが、この現状に関しての政策は無いように思えます。


年金が移行するまで40年といわれる中で、移行までの40年間のこれらの方々の救済に関する政策は、きちんとマニフェストに入れ込むべきではないかと思います。




このように、民主党の年金案は、良いところもあれば、悪いところもあります。


残念なことは、上で見たように具体的な細かい移行案がまったく出ていないことです。


もっと、細かい所まで落とし込んでもらわないと、現実問題としてどのような制度になるのか想像がつかないと思います。


民主党では、「具体的な案は政権をとってから話し合います」とのこと。


みんなが老後を安心して暮らすことができる制度になってくれればと思います。

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